【初期環境杯シングル】俺たちの最強結論パ・剣【1位 地獄のオーロンゲ】
※この記事は後編です。前編はコチラ
土偶「よっす、どうも」
どぐう「お、お前は!?もう一人の僕!?」
~遡ること3時間前~
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最後の仲間大会
自分は最後の仲間大会にどのパーティで臨むか悩んでいました。
・今では珍しいが活躍できる環境での受けループ
・によるバトン構築のリベンジ
・初めてマスターランクに上がれた時の思い出のパーティ
どの構築も思い入れがあって悩みましたが、やはり一番信じて考察をしてきた受けループで自分を表現しようと決めました。そうして、自分の初期環境での受けループの結論としての並びを準備して大会に挑みました。
しかし、正直他の2つのパーティも捨てきれない気持ちもありました。のバトン構築は使わないのがもったいないくらい強い構築ですし、で攻撃的に戦っていたあの頃も自分の原点としての思い入れがあります。受けループ以外のパーティも使いたいなぁ・・・
矢木に電流走る____!!
2ROMで行けばよくね?
使いたいパーティをどっちも使えるし、受けルにが採用されていて、バトン構築の裏選出としてを採用すればやりたいこと全部詰め込める!
大会ルールを熟読。複数ROMを制限する文言はない。一応他の仲間大会をいろいろ調べてみました。複数ROMを参加可と明言しているルールもありましたが、複数ROMを禁止することが明言されているルールの方が多いように思われました。そして何も言及していないルールが一番多かったです。つまりデフォルトでは複数ROM可ってコト!?(都合良い解釈)
いろいろ調べてみて、
・景品等が用意されていない点
・それぞれのROMで違うパーティを使う点
を総合的に判断して多分大丈夫という結論に至りました。もしダメだったらごめんなさい。
イクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)
…
…
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土偶ROM6戦目 VS どぐうROM4戦目
120人も参加してるのにこーなるかね
使用パーティ
え、読めない?じゃあこれ
(大会ルール等は前編をご確認ください)
パーティコンセプトは最強と郷愁の融合です。今大会ルールで強いと思われるのバトン選出と、思い出のパーティに採用されていたを融合させます。の型は違いますが、これで受けループと合わせて思い出の6体は全員採用できました。バトン選出は鉄壁や吹き飛ばし、天然、呪いなどに明確に弱いため、それらに裏選出で勝てるようにを採用して各ポケモンの型や持ち物を調整してパーティが完成しました。
個体紹介
バチンウニ
♀(NN:キン=タマ)
特性 :エレキメイカー
育成 :腕白 H252 B252 D4 @シュカの実
実数値 :155-121-161-94-106-35
技 :びりちく/電磁波/毒菱/置き土産
コンボの始動役。バトン選出は時間がかかるため、TODで負けやすく、普通のルールでは余裕のある対面であれば、できるだけ生存させて頭数を減らさないプレイングがあったが、今大会は時間制限がない=TOD負けがないため、残しておく必要がなく、気軽に置き土産を押せた。今大会での生存率0%。小さくなるが効かない相手に電磁波で有効痺れを4/5回引いて勝利しており恐ろしい活躍を見せた。というかにバトン選出するな。
選出数 4/9回 4勝
フワライド
♂(NN:IT/イット)
特性 :軽業
育成 :図太い B252 D196 S60 @エレキシード
実数値 :225-76-105-110-99-108
技 :シャドボ/小さくなる/身代わり/バトン
IT/イット。それが見えたら終わり(小さくなるバトン)。小さくなるバトンは挑発で止まると思われがちだが、軽業発動時のの上から挑発を撃てるのは悪戯心とスカーフだけなので、挑発されそうな対面でも小さくなって挑発ごとかわして解決していた。こんなことが許されていいのか。に繋ぐバトン選出はダイマを雑に使えるため、小さくなってから挑発を被弾しても、倒されないようにダイマックスして挑発ターンを稼いでバトンしていた。今大会でも実際に対面でダイホロウ連打して挑発を切らして回避4段階上昇バトンに成功している。こんなことが許されていいのか。
素早さは軽業発動時に最速+3。
選出数 5/9回 5勝
オーロンゲ
♂(NN:ぬ~べ~)
特性 :いたずら心
育成 :慎重 H188 B68 D252 @食べ残し
実数値 :193-140-95-103-139-80
技 :ソルクラ/ビルド/守る/身代わり
地獄から来た悪の使者。バトン先、全抜き要員。先制まもみがで回避の試行回数を稼いで最強の抜きエースを作る。制限時間のあるルールでは、TODで負けないように意識してビルドアップ4積みくらいで「そろそろ狩るか…♠」とプレイすることがあったが、今大会は時間制限がないため、ビルドを6積みしない理由がなく、どの試合もビルドをガン積みしていた。しかし、途中で相手が確率的に分が悪いと判断したのか殴り始める前に降参されることが多く、を選出した試合は1戦しか相手の3匹目を拝むことができず、その試合もがダイマで暴れただけで全試合を通してのソウルクラッシュは1発しか撃たなかった。
光栄なことに主催者ともマッチングした。小さくなるバトンで相手の技を3回避けたところで降参をもらった。こんなことが許されていいのか。
選出数 5/9回 5勝
ギャラドス
♂(NN:のだないかく)
特性 :自信過剰
育成 :陽気 H4 A252 S252 @ラムの実
実数値 :171-177-99-72-120-146
技 :滝登り/跳躍/パワーウィップ/龍舞
ダイマエース。初めてマスターランクに上がれた時の型。バトン選出はの吹き飛ばしに弱いため、ラムを盾にあくびをかわして対面から舞って全抜き体勢を整える。
昔は威嚇とゴツメで物理相手にクッション役をしていたのに、第八世代に来て草技を手に入れて、メガシンカとはまた違ったエースとしての活躍ができるようになった時は衝撃だった。ダイジェットでSを、自信過剰でAを上げて殴りながら龍舞を積む豪胆さに魅了された思い出がある。赤の竜の背に乗って届けに行こう命の砂漠へ。
Sは同族意識で最速。
選出数 4/9回 4勝
ドリュウズ
♂(NN:ハテンコウ)
特性 :型破り
育成 :陽気 A252 D4 S252 @気合のタスキ
実数値 :185-187-80-63-86-154
技 :地震/アイヘ/岩石封じ/ステロ
対面の鬼。初期環境で猛威を振るったと、その対策のたちにまとめて勝てる。対面すれば殴り勝つし、対面できなくてもステロで裏のをサポートできる。
第八世代で驚いたのが素早さラインの低さである。感覚的な話ではあるが第七世代以前よりも早いポケモンが減った印象を受けた。そのため、88族でも多くのポケモンの上から動けた思い出がある。剣盾で初めて出した色違いがこのだったため、色違いにこだわるようになった原点なのかもしれない。
余談だが、「破天荒」という言葉に型破りという意味はない。誤用警察「御用だ御用だ!」
選出数 4/9回 4勝
ヌメルゴン
♀(NN:プリンおばけ)
特性 :草食
育成 :控え目 H204 C244 S60 @突撃チョッキ
実数値 :191-108-90-177-170-108
技 :竜の波動/大文字/雷/ヘドロ爆弾
裏選出の特殊対策兼エレキフィールド要員。一致技の竜の波動、を焼く大文字、フィールド展開の雷まで確定で、技スぺが余ったため、対面でボルトチェンジからフェアリータイプに逃げられた時に一貫するヘドロ爆弾を採用。
以前バトン構築を使った時に裏選出として使いやすく強かったため採用。族の色違いはお菓子みたいな色合いでかわいい。
が受からずヤケクソダイマをしたらなぜか引いてきてのダイマで応戦された。おそらく最速を警戒されたのだと思われる。あぶね~。
Sは4振り+1。
選出数 5/9回 5勝
戦績
10戦9勝0敗1分
レート:1627
順位:1位(参加者120人)
無敗での1位を達成できた。感無量。23:00前の時点でこのレートで1位だったため、キープしてしまった。薄氷の勝利を連発していたのと、2ROM同時操作の疲労感から11戦目に手が伸びなかった。ここからさらに潜るなんて鋼の精神(鋼技1.5倍)がないとできない。
選出については、やはりバトン選出でキツイ相手が一定数いたため、比較的まんべんなく選出機会があり、だけでなくやでも柔軟にダイマックスして戦えた。運が良かった試合もあったが、自分で納得できるプレイングを心がけることができたと思う。構築意図通りに戦えてとても嬉しく楽しい戦いだった。
感想
Twitterで仲間大会のお知らせを見て、使いたいパーティが2つあったのでサブROMを使って参加することにしました。国際孵化や通信交換進化用にすぐポケモンを交換できる中国語ROMが欲しかったため、switchをもう一台持っていました。こちらのswitchは普段インターネットに繋ぐ必要がなく、ニンテンドーオンラインに加入していなかったため、7日間のお試し期間をここで使いました。ちょっとした通信交換と、カレー作り、公式からのレアポケモン配布くらいにしか使っていなかったので、買ってから2年以上経過していますが遊んだ時間がめちゃくちゃ少ないです。こんなことが許(略
↑ 100時間もプレイしてない
2台同時操作を2時間続けた結果、脳がバグって受けルROMの選出が間に合わず1敗しました。久しぶりの大ポカ。それでもどちらのパーティもやることは決まっているため、むしろポカを1回に抑えられたともとれます。
レート1626で2位だったタテス兄貴とはマッチングしていて、直接対決で先発がハイドロポンプをかわして運勝ちしました。小さくなるバトンでかわすのはまもみがで試行回数を稼げるのである程度の期待値があって言い訳できますが、電磁波麻痺や技外しは純粋な運でズル。ちょっとしたことでいくらでも順位が変わっていたと思うとこの日は本当に運が良かったです。
仲間大会に参加するようになったのが今年の1月で、そこから仲間大会特有のルールや環境で論理的にパーティを組むことの楽しさを感じて、積極的に参加してきました。通常環境では見かけないポケモンや技にスポットライトがあたって、それがバッチリはまって勝てる喜びはとても大きかったです。
自分でブログを読み返してみると、いろいろなポケモンを使ってきたなぁとしみじみ思います。
↓ ゼロから組んだ傑作パーティ
↓ 鉢巻眼鏡でも意地でも受けループ
↓ 受からない時は殴ります
そんななかで仲間大会の集大成として参加した今回の初期環境杯は、剣盾最終盤に最初期の空気感を味わえる最高の大会でした。とても楽しかったです。今まで対戦してくださった兄貴達、本当にありがとうございました。パルデアでまた会いたい。
おま○け
土偶ROMのトレーナーカードは漫画「ぼっち・ざ・ろっく」の主人公・後藤ひとりをイメージして大会当日に1時間かけて作りました。
とてもおもしろい漫画で汎用性の高いシーンもありオススメです。今期はアニメもやってるのでぜひみてみてください。
再現力の限界
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次回、死闘